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老い

 

体力の衰え、老化を感じる、今日この頃ですが、

追い討ちをかけるようにして、去る金曜の深夜、事務所で作業中に突然激しい胃痛と吐き気が襲う。

食中毒のような症状だったので、何とか自宅に戻り家族の身を案ずるも、皆、すやすやと寝ている。

このまま自宅で安静してればと思ったが、妻に促され、救急外来へ。

 

大病の初症状ともとれるため、異変が合った場合は、再診断ということでしたが、

該当するような症状もなく、結果は「急性胃腸炎」(もしくは胃腸炎を伴う風邪)。

どちらにしても事なきを得て、処置を済ませ、自宅に戻ったのが、朝の6時前でした。

 

体力だけは自信があるほうでしたので、「無理するなよ」といわれても、

まー大丈夫、大丈夫と、気に掛けていなかったのが、この歳にもなると、そうもいかないことが、

よくわかってきました。

 

似たような話しで、子供の運動会で、張り切りすぎて怪我をしてしまうお父さん達も、

昔取った杵柄ならぬ、走りには、自信があったタイプの方が、多いそうです。

陸上部だった同級生は、アキレス腱を切ってしまったということまで聞いております。

 

人のことを言えた立場ではございませんが、皆様、過信には気をつけましょう(笑)

 

今回ばかりは、年末を控えた大事な時期ともなりますので、喉元過ぎれば熱さ忘れる、

ということにならないよう自身への戒めとして掲載しておきます。

 

 

 

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いつもその日の出荷を終え、次の日の出荷準備やら、諸々の雑用をしていると、

帰りがいつも遅くなってしまうので、あいまに、云わば残業飯を取ることが多く、

家族と夕飯をとることの少ない、典型的な日本の父親になってきました。

 

今日も相変わらず、明日出荷の御霊舎(神徒壇)や、神棚の出荷準備で、確実に遅くなることがわかっていたので、

ちょくちょく、昼食に利用させていただいている、事務所に近いご飯やさんに先程、行ってきました。

 

お昼の忙しい時間帯は、ご夫婦できりもりされているのですが、

夜、初めてお邪魔してみると、ご主人が一人でお店を回されてるので、

 

「夜はおひとりで大変ですね」と、お話していましたら、

奥様は、ランチタイムが終わると、日曜日以外、ピアノを教えにいってて、帰りが夜の10時過ぎになるそう。

お昼が忙しいと、おにぎりを握って急いで出かけることもあると、昼夜働きづめの毎日。

ご主人もご自身のことよりも、奥様の身体を一番に心配してました。

 

目の前には、ビールのメニュー。この後の仕事がなければなと、、浅はかな考えをしていた自分が恥ずかしく、

こちらのご夫婦のように、自分も、もっとがんばんなきゃなと、反省しきりです。

 

ご主人がつくる美味しいご飯と、ご夫婦二人三脚で頑張っているいいお話が聞けて、

気合いを入れ直して、さぁ、もう一踏ん張りです。

 

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子供木遣り

 

うちの子たちも参加させていただいている「子供木遣り(きやり)」。

 

「木遣り」とは、伊勢神宮のご遷宮の御用材を運ぶ際の歌に端を発し、

重い木や、石などを運ぶ際の音頭取り、労働歌としても広く波及していったものと云われております。

 

そのお膝元、伊勢の子供木遣り保存会の皆様のご協力のもと、週に一度の木遣りの練習の成果を発揮する場として、
今回、皇學館大学創立百三十周年・再興五十周年の記念イベントでのお披露目となりました。

 

家で、子供たちが覚えたての木遣り歌を口ずさんだりしていたのを、聞いてはおりましたが、
本番はおろか、練習でさえ、見に行ったことがなかったので、この日はと、妻にも促され、
私も仕事の合間に、少し見に行くことになりました。

 

本人たちからすれば、会場を埋め尽くす、沢山の大人たちが、見守るなか、
緊張せずに、日頃の成果を出せるのかどうか、見てるこちらが、ハラハラドキドキしましたが、
さすがは上級生ともなると、しっかりしたものです。

うちの子を含めた低学年や幼稚園の子達の手本ともなり、また、会場のあたたかい雰囲気にも助けられ、
皆で、無事、立派なお披露目となりました。

 

そんな、子供木遣りをご指導いただいている方を子供達が「師匠」と呼んでいるのも新鮮でしたが、
僅かながら、子供達の成長も垣間見ることが出来、いい経験をさせていただいているなと、
日頃、稽古をつけていただいている「師匠」ならびに、ご父兄の皆様にも頭が下がる思いでした。



何かに打ち込み、そしてひとつひとつ達成感を味わっていけば、将来きっと何かの役には立つでしょう。
練習にも嫌がらず、むしろ楽しみにして行っているそうなので、今後の成長が楽しみなチビたちでした。

 

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日の丸

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日本の国旗「日章旗」の制式。

 

デザイン的には、非常に美しい比率だなと、あらためて感心してしまいましたが、
この旗が、先のオリンピックで掲げられ、誇らしく見えたのも束の間、
領土問題、原発問題などで揺らぎ、この旗が少し頼りなく映る今日この頃。

今、浮上してきている問題は、今に始まったものではなく、以前から整理されてこなかった問題ばかり。
これを機に、この旗のように潔く、すぱっとした解決が望まれるところです。

国民がこの国を背負っているという意識は、どんどんと薄らいでいくなかではありますが、
世論の支持率を上げるための、ナショナリズムとはよそに、
やはり、この旗を見るときには、常に誇らしいと感じてたいものです。

 

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涼を求めて

 

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 涼を求めて、過去に撮った写真のなかから、伊勢神宮 外宮の雪化粧をアップしてみました。

 

 伊勢でも一年のうち、僅かながら雪が降ることがあります。

 

 この日は、確か2月11日の建国記念日、その夕暮れ間近だったこともあり、シャッターを押す指が、かじかんで、

 

 何度もブレてしまったことを思い出し、下手な写真で申し訳ないですが、自己満足のように、自分だけ少し涼しく感じました。

 

 

 スマートフォンという、便利なものを使うようになってからは、一眼レフを持って出掛けるのが、億劫になってしまい、

 

 近頃、写真をあまり撮らなくなってしまいましたが、今度は冬場に向けて、盛夏の写真も撮っておこうかなと思っております。

 

 

 少しでも、見ていただいた方々も、涼を感じていただけたら嬉しく思います。

 

 

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タグ:伊勢 , 伊勢神宮

いよいよ開幕

 

今日からいよいよ夏の高校野球 甲子園大会が始まりましたね。


 

わが三重県からは『松阪高校』が代表として出場いたします。

伊勢のお隣、松阪牛で、有名なあの松阪の高校です。

 

甲子園で「松阪高校」というのも聞き慣れないかと思うのですが、

それもそのはず、創部以来、初出場です。

しかも、同校は公立で、県下でも有数の進学校として名高く、スポーツではあまり名を聞かない学校です。

 

地方大会決勝の結果をニュースで知ったときには、

「東大が、六大学で優勝する」程と、例えると大げさかもしれませんが、

私的には、それに近いくらいの衝撃がありました。

 

早速、同校出身の友人に「まさかの初出場!おめでとう」とメールをしたところ、

「初めて奇跡を体感した」と興奮冷めやらぬ返事がかえってきました。

オリンピックもいいですが、球児のひたむきな姿には、毎年感動をもらいます。

 

初戦の相手は、名門「倉敷商」。楽天監督の星野仙一さんの母校です。

かなり手強い相手ではありますが、地方大会の奇跡、勢いのまま、いい戦いを期待しております。

 

がんばれ、松阪高校!!

 

 

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旅の経験

 

先日、拝見したニュースのなかで、今の20代の海外旅行の選択肢として、

『パック旅行』の利用が多くを占めるというデータが出ており、

その理由の一番は、「損をしたくない」ということでした。

 

それが、ニュースになるということは、やはり、今までの世代の傾向と違い、

「ゆとり教育」が招いたツケといいましょうか、少し、おとなしいというか、

将来の夢が公務員という傾向と似たようなものがある気がいたします。

 

決して、「パック旅行」や「公務員希望」を否定するわけではありませんが、

今後の日本を背負う世代として、少し淋しい気がすることは、否めません。

 

私も、学生時代には、格安航空券と、なけなしのお金、リュック一つを背負って、

一ヶ月間、ヨーロッパを旅程を立てずに、廻った経験がありますが、

そこで、得た経験は、今でもかけがえのない財産となっております。

 

想像のなかでは、華やかで憧れであった大都市パリも、

すごく人間味あふれる下町のような街だと感じることが出来たことなど、

短い間ながら、それぞれの国、街の文化を肌で触れ、パンフレットには載っていない生活の一旦を

垣間見ることができたことは、観光名所だけでは経験できない旅の醍醐味のひとつです。

 

また、外に出てはじめてわかる日本の良さなども、自ずと頭を過ります。

単なる欧米文化、「洋風」なものへの憧れではなくなり、

その国のもつ、独自の文化や、そこで、精一杯暮らす人々のお金には換えられない豊かさなど、

今までの価値観を大きく揺さぶられたと申しましょうか、

「生きる」上で大切な、言葉には言い表せない何か一片を、得ることが出来ました。

 

その経験をひとつの糧に今では、日本独自の文化のひとつでもある「神棚」を発信していく仕事に就き、

誇りをもって、日々、従事させていただいております。

 

偉そうに云う程のことではありませんが、感受性のつよい、若い頃にしか出来ない経験を一つでも多く積むことが、

その後の人生で、必ず役に立ちます。「損得」を、どう捉えるかは人それぞれですが、

長いスパンで考えれば、旅に出て、私はずいぶんと「得」をしたと今では思っております。

 

 

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昨年9月末に、誌面通販「神道・縁起物 お取り寄せ品」としての掲載依頼を頂き、
 
 
それならばということで、ご協力させていただいたのですが、発売当初はともかく、
 
 
半年以上、もうすぐ一年となる今でも、ちょこちょことご注文いただいておりますので、不思議なものです。
 
 
きっと、特集が読み応えのある充実した内容であり、保存版としてご愛読いただいている賜物でしょう。
 
 
 
 
 
 
 
2011年 9月26日発売号『一個人』「神道入門」特集
 
 

 
 
『神棚・神具一式セット』を提供させていただきました。
 
 
※ 同じく誌面にあります神棚は当店のものではございません。


 


 
 
『護法念珠・護法紐』を提供させていただきました。
 
 
 こちらの誌面にあります品は、全て当店で取扱しております。
 
 
 
 
 
『一個人 神道入門』は、お近くの書店または『一個人』様ホームページ等にて、お取り寄せが可能です。
 
 
『一個人 バックナンバー』 >> https://www.ikkojin.net/magazine/backnumber/
 
 
 
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梅雨明けしていないのを、本能でわかっているのか、

 

 

森に囲まれた当事務所付近でも、まだ蝉の初鳴きは聞こえてきてません。

 

 

天候等により、蝉の初鳴きは毎年異なるようですが、今年はいつ頃になるのでしょうか。

 

 

この声が聞こえてくる頃には、うだるような暑さになることは、頭ではわかっていても、

 

 

それを楽しみにしてしまうのは、四季の変化を楽しめる日本の良さと言えるでしょう。

 

 

 

 

そういえば、うちの娘は、小さな虫や、蚊、蠅などが、飛んでても「あ、セミや」と咄嗟に言ってしまう癖があり、

 

 

それを言うたびに、みんなでづっこけて、「セミは夏だけの……  。」と何度も教えているのですが、

 

 

次の機会には、もう忘れてしまい、「あ、ママ、セミ!セミ!」と、

 

 

我が家では、一年中、蝉がいることになっております。

 

 

 

そんな、かわいそうな、娘に早く今年も、本物のセミをみせてあげるためにも、

 

 

グレーの空に包まれた日々のなか、蝉の初鳴きが待ち遠しい今日この頃です。

 

 

 

 

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時の流れ

 

旧国道沿いの昔ながらの家具屋さんが、閉店、取り壊され、

 

 

新しくスーパーマーケットとして、新設されました。

 

 

近隣の方にとっては、より便利になるのかもしれませんが、

 

 

近頃、旅先でも、どこにでもあるような国道沿いの風景は何だか淋しい気もします。

 

 

 

周辺の生活環境に限らず、住まいの環境や、仕事の流れも随分と変化している時代です。

 

 

上記の家具屋さんを例にとると、「嫁入り道具」といった習慣の減少や、

 

 

住環境の変化による家具の多様さにおいて、時代とマッチしなくなっていったのが原因かと思われます。

 

 

 

 

「不便」=「郷愁」=「いい時代」ではないので、より便利になっていくのは多いに結構なことではありますが、

 

 

時代の変化の激しいなかで、その価値観の見極めが、大事になってくるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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