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怒濤のように過ぎ去る毎日ですが、残すところ二週間余り。

今日は、始業前に投票を済ませ、ご注文受付、お問い合わせ、出荷準備等、大忙しです。

 

そんななか、品切れ商品が日々、多数出てきております。

 

【神棚】板葺三社 通し屋根 20号 木曽桧 唐戸仕様  完売しました。

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【神棚】板葺三社 通し屋根 20号 木曽桧 金具仕様   残すところごく僅かです。

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新年を迎えるにあたって、記念すべきご遷宮年となる神宮大麻(御神札)を

神宮社殿同様、真新しい神棚で、おまつりされてはいかがでしょうか。

 

在庫状況等、日々大幅に変動してございます。

年内向け神棚の納期等もお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 


 

  お問い合わせ窓口

 

    ・電話番号 : 0596-63-8805 ( 9:00 - 19:00 ・休業日を除く)

    ・FAX番号 : 0596-63-8850 ( 24時間 )

    ・Eメール  : info@isemiya.com  ( 24時間 )

    ・お問い合わせフォーム  : https://www.isemiya.com/contact/index.php  ( 24時間 )

 

    神具の地、伊勢の神棚神具専門店 伊勢宮

    https://www.isemiya.com

    〒516-0016

    三重県伊勢市神田久志本町1474-3 伊勢倉田山ぶんか館


 

 

カテゴリ:
近況

 

今年も残すところ、あと2ヶ月となってまいりました。

11月のはじまりです。

 

本日はその初日として、神棚周辺を清め、榊を新しくされたり、神社にお参りしたりと、

気分も新たに、忙しい年末を迎えるご準備も着々と進められる時期かと存じます。

 

その忙しい年末を少しでも、落ち着いて、楽しく過ごしていただく為にも、

この11月は、焦らず、余裕を持って、気に入った神棚やしめ縄をお選びいただける最後の月になるかもしれません。

 

 

来年の初詣で、頂くお神札(おふだ)は、伊勢神宮のご遷宮の年となる記念すべきものです。

その、真新しいお神札を、納める神棚のご用意、古くなった神棚のご新調をオススメいたします。

 

この20年に一度のご遷宮を一言であらわすとすれば、「常若(とこわか)」という考え方があります。

読んで字の如く、常に若々しくですね。

 

特に、何十年も経った古い神棚をお祀りのご家庭などでは、買い替えの時期で迷われる方が多いようですが、

このご遷宮の周期くらいを目途に、ご新調なされてはいかがでしょうか。

 

古いものを大切にするこゝろは、もちろん大切ですが、「瑞々しくいよいよ栄える」という、

この「常若(とこわか)」という考えをもとに、新しい風を吹き込んであげて下さい。

 

 

カテゴリ:
神棚

子供木遣り

 

うちの子たちも参加させていただいている「子供木遣り(きやり)」。

 

「木遣り」とは、伊勢神宮のご遷宮の御用材を運ぶ際の歌に端を発し、

重い木や、石などを運ぶ際の音頭取り、労働歌としても広く波及していったものと云われております。

 

そのお膝元、伊勢の子供木遣り保存会の皆様のご協力のもと、週に一度の木遣りの練習の成果を発揮する場として、
今回、皇學館大学創立百三十周年・再興五十周年の記念イベントでのお披露目となりました。

 

家で、子供たちが覚えたての木遣り歌を口ずさんだりしていたのを、聞いてはおりましたが、
本番はおろか、練習でさえ、見に行ったことがなかったので、この日はと、妻にも促され、
私も仕事の合間に、少し見に行くことになりました。

 

本人たちからすれば、会場を埋め尽くす、沢山の大人たちが、見守るなか、
緊張せずに、日頃の成果を出せるのかどうか、見てるこちらが、ハラハラドキドキしましたが、
さすがは上級生ともなると、しっかりしたものです。

うちの子を含めた低学年や幼稚園の子達の手本ともなり、また、会場のあたたかい雰囲気にも助けられ、
皆で、無事、立派なお披露目となりました。

 

そんな、子供木遣りをご指導いただいている方を子供達が「師匠」と呼んでいるのも新鮮でしたが、
僅かながら、子供達の成長も垣間見ることが出来、いい経験をさせていただいているなと、
日頃、稽古をつけていただいている「師匠」ならびに、ご父兄の皆様にも頭が下がる思いでした。



何かに打ち込み、そしてひとつひとつ達成感を味わっていけば、将来きっと何かの役には立つでしょう。
練習にも嫌がらず、むしろ楽しみにして行っているそうなので、今後の成長が楽しみなチビたちでした。

 

カテゴリ:
雑記

 

昨日、伊勢神宮式年遷宮には欠かせないお木曵きに用いられる奉曳車のお話をさせて頂きましたが、

このお木曵き行事の起源について調べてみました。

 

「お木曵き(おきひき)」の始まりというのは、戦国時代末期にまで、さかのぼるそうです。


当時の戦乱により、式年遷宮が、一時途絶えていた時期があり、

そこから庶民を含めた勧進によって復興されると、はるか遠い存在であった伊勢神宮が、

これまでより、庶民にとっても、ぐっと身近な存在になる。

 

式年遷宮に必要な御用材、一万本以上の木を、当時はもちろんトラックなどあるはずもなく、

すべて人の手で、運び込まなくてはなりません。

 

中には、今では一本で豪邸が建つ程の樹齢二百から三百年という木曾檜の巨木も含まれております。

乾いてしまい、割れが生じたりしたら大変なことになります。

 

神領民は、もともと傭兵ならぬ、傭役のかたちで、この仕事に従事していたそうですが、

これには、大変な経費と労力が必要となります。

 

世は、式年遷宮をどうにか復活させようと勧進に勤しむ時代。

 

せめて地元、神宮さんのお役に立つべく、労力で奉仕するという敬神の心から、

このお木曵き行事が始まったということです。

 

 

カテゴリ:
伊勢

奉曳車

 

今日は、町内の奉曳車の試し曵きに参加してきました。

 

奉曳車(ほうえいしゃ)とは、お木曵き車(おきひきぐるま)ともいわれ、

その名の通り、伊勢神宮の式年遷宮に用いられる御用材を、主に運ぶ車のことです。

 

御用材となる大木を運ぶ車だけあって、車体は、欅(けやき)、車軸は、樫(かし)という、

頑丈にして重い材料を用いており、部材のひとつ、ひとつを組み上げるだけでもひと苦労です。

 

この役にあたる町々には、各団自慢の奉曳車を持っており、やはり各団、男衆が集まれば、

それを競い合うというのも祭のひとつの華です。

 

ここでは、何を競いあうかというと、奉曳車では「わん鳴り」が身上とされます。

 

車輪が動く際に、車軸と車輪が擦れる、ホラ貝を吹いた音のような重厚な音で、

神事の祭にふさわしい堂々たる音を鳴らすよう、長年の経験と勘、職人の腕が試されるところです。

 

社殿や神棚の扉を開ける際に、木がこすれる音を出すようにするのと同じく、

その音によって、厳かな神事を引き立てるというわけです。

 

どちらもスムーズに動けばいいというわけではなく、そうした音を粋とするところが、

日本人らしいと申しますか、面白いなと感じながら見ておりました。

 

今回は、新入りということもあり、こうした調整や段取りは、先輩方にお任せし、

慣れない力仕事をはりきりすぎたせいか、お昼頃には既にへとへとになってしまいましたが、

他では味わえない、大変貴重な経験をさせていただきました。

 

次の20年後には、こうした力仕事は、年齢的にも体力的にきっと難しそうなので、

まだ少しは体力があるあいだにこのような経験をさせていただく機会を頂き、

関係者の皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。

 

「明日が、心地いい筋肉痛ですみますように」と思いながらも今日は充実した一日でありました。

 

カテゴリ:
伊勢

お白石拾い

 

この日の午前中は、翌年の「お白石持行事」に備えた「お白石拾い」。

 

ぜひとも参加させていただきたかったこの行事でしたが、

 

大事な仕事の都合で残念ながら、私は参加することが出来ず、

 

元々、神領民である家内と、子供達は、暑い中、法被をもって出かけていきました。

 

 

神殿の敷地に奉納される白石は、

 

「こどものこぶし大の大きさで、透明感のあるもの」という規準があり、

 

今日、拾ったなかから、選別されると、全体の約10分の1程にしかならないそうです。

 

 

このなかに、自分が拾った白石が、あるかどうかは、ともかくとしまして、

 

華やかな行事を、裏で支える神領民の姿というのは美しいものです。

 

暑い中、皆で拾ったその白石には、みんなの汗が染み込んでいることでしょう。

 

 

 

カテゴリ:
伊勢
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