前回のブログにて、盛り塩をご紹介させていただきましたが、
そのなかで、「お塩とお皿の白に…」とあるのですが、
盛り塩など、通常、目にするお塩の色は、「白色」に見えますし、
お塩は、何色と聞かれれば、「白」と答える方が、ほとんどだとおもいます。
ですが、実際は、お塩に、色はなく「透明」なんですね。
皆様、ご存知でしたでしょうか?
中学生の頃、理科の先生から、授業の内容はともかくとして、
このことを聞いて、非常に驚いたのを覚えています。
透明なガラスを、細かく砕くと、白っぽくなるのと同じ原理で、
光の屈折と乱反射によって「白」と、言わば、錯覚してしまうのだそうです。
そう考えてみると、私たちが見てる世界というものは、そうした錯覚が沢山あるのでしょうね。
実際、見えてるものは、他人と共有することが出来ないので、自分自身にしかわかりません。
うちの幼稚園に通う息子が「ぬりえ」の最中、
みどりの色えんぴつをもって、「ここは、ちゃいろでぬってー、」とか、色のなまえをよく間違えるので、
「色が違うふうに見えるのかな」親として心配になることが多々あるのですが、
確かめてみると、やはり、ただの言い間違いらしく、また違う意味で親として心配になります。
そういえば、犬が、見えてる世界は、どうやって調べたのかわかりませんが、「白黒の世界」なんだそうです。
もしそれが本当なら、何だか味けなく、可哀想に思えてしまう程ですが、
犬にしてみれば、それが、当たり前なんでしょうね。
その他の動物や、鳥や虫たちは、世界が何色に見えているのでしょうかね。興味は尽きません。