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障子

 

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予てより、お願いしてありました当事務所の「内障子」の取付けが本日完了しました。

 

新調したての桧の香に包まれ、また、光によって変化する趣きのある障子は、やはりいいものですね。

 

木と和紙という自然素材を使用し、幾何学的な美しさ、光の分散、空調面の効率向上など、
日本の暮らしに適した素晴らしい発明のひとつです。

 

歴史と伝統あるものが、今日まで引き継がれているというのは、やはりそれなりの価値があってこそ。
この障子のおかげで、空間の雰囲気も、ぐっと引き締まり、落ち着きが増しました。
この空間に見を委ねることで、仕事の効率も上がるといいのですが、、、

 

現状に甘んじず、日々進化していけるよう、今後もこうした改善を随時、行ってまいりたいと思っております。
お客様方で、お近くにお越しいただくご予定のある際は、事前にひと声掛けていただき、お立ち寄り下さいませ。

 

多くの皆様とお会いできる日を楽しみにしております。

 

 


  お問い合わせ窓口

 

    ・電話番号 : 0596-63-8805 ( 9:00 - 19:00 ・休業日を除く)

    ・FAX番号 : 0596-63-8850 ( 24時間 )

    ・Eメール  : info@isemiya.com  ( 24時間 )

    ・お問い合わせフォーム  : https://www.isemiya.com/contact/index.php  ( 24時間 )

 

    神具の地、伊勢の神棚神具専門店 伊勢宮

    https://www.isemiya.com

    〒516-0016

    三重県伊勢市神田久志本町1474-3 伊勢倉田山ぶんか館

 


 

カテゴリ:
近況

 

先日より、当店でもご紹介させていただいております「伊勢」の関連書籍の売れ行きが好調のようです。
 

 

地元ならではの、1冊の本の取材にかける時間と労力、そしてそのクオリティは、
おそらくどこも真似できないと思います。

 

そんな素晴らしい書籍を、ぜひ全国の皆様にも広くご覧いただければ、という思いから、
こうして当店からも、ご紹介させていただくに至りました。

 

1冊の本をきっかけとして、より伊勢のこと知っていただき、伊勢への旅が皆様にとってより深く、
また、もっと楽しい旅になれば、嬉しく思います。

 

そして、また次の世代へと、末永く愛される伊勢として、伝えていければ。
私が思うことはただそれだけです。

 

今まで、ご紹介させていただいた書籍は、こちらです。 >> 関連書籍

 

 

カテゴリ:
近況

 

昨日、伊勢神宮式年遷宮には欠かせないお木曵きに用いられる奉曳車のお話をさせて頂きましたが、

このお木曵き行事の起源について調べてみました。

 

「お木曵き(おきひき)」の始まりというのは、戦国時代末期にまで、さかのぼるそうです。


当時の戦乱により、式年遷宮が、一時途絶えていた時期があり、

そこから庶民を含めた勧進によって復興されると、はるか遠い存在であった伊勢神宮が、

これまでより、庶民にとっても、ぐっと身近な存在になる。

 

式年遷宮に必要な御用材、一万本以上の木を、当時はもちろんトラックなどあるはずもなく、

すべて人の手で、運び込まなくてはなりません。

 

中には、今では一本で豪邸が建つ程の樹齢二百から三百年という木曾檜の巨木も含まれております。

乾いてしまい、割れが生じたりしたら大変なことになります。

 

神領民は、もともと傭兵ならぬ、傭役のかたちで、この仕事に従事していたそうですが、

これには、大変な経費と労力が必要となります。

 

世は、式年遷宮をどうにか復活させようと勧進に勤しむ時代。

 

せめて地元、神宮さんのお役に立つべく、労力で奉仕するという敬神の心から、

このお木曵き行事が始まったということです。

 

 

カテゴリ:
伊勢

奉曳車

 

今日は、町内の奉曳車の試し曵きに参加してきました。

 

奉曳車(ほうえいしゃ)とは、お木曵き車(おきひきぐるま)ともいわれ、

その名の通り、伊勢神宮の式年遷宮に用いられる御用材を、主に運ぶ車のことです。

 

御用材となる大木を運ぶ車だけあって、車体は、欅(けやき)、車軸は、樫(かし)という、

頑丈にして重い材料を用いており、部材のひとつ、ひとつを組み上げるだけでもひと苦労です。

 

この役にあたる町々には、各団自慢の奉曳車を持っており、やはり各団、男衆が集まれば、

それを競い合うというのも祭のひとつの華です。

 

ここでは、何を競いあうかというと、奉曳車では「わん鳴り」が身上とされます。

 

車輪が動く際に、車軸と車輪が擦れる、ホラ貝を吹いた音のような重厚な音で、

神事の祭にふさわしい堂々たる音を鳴らすよう、長年の経験と勘、職人の腕が試されるところです。

 

社殿や神棚の扉を開ける際に、木がこすれる音を出すようにするのと同じく、

その音によって、厳かな神事を引き立てるというわけです。

 

どちらもスムーズに動けばいいというわけではなく、そうした音を粋とするところが、

日本人らしいと申しますか、面白いなと感じながら見ておりました。

 

今回は、新入りということもあり、こうした調整や段取りは、先輩方にお任せし、

慣れない力仕事をはりきりすぎたせいか、お昼頃には既にへとへとになってしまいましたが、

他では味わえない、大変貴重な経験をさせていただきました。

 

次の20年後には、こうした力仕事は、年齢的にも体力的にきっと難しそうなので、

まだ少しは体力があるあいだにこのような経験をさせていただく機会を頂き、

関係者の皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。

 

「明日が、心地いい筋肉痛ですみますように」と思いながらも今日は充実した一日でありました。

 

カテゴリ:
伊勢

涼を求めて

 

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 涼を求めて、過去に撮った写真のなかから、伊勢神宮 外宮の雪化粧をアップしてみました。

 

 伊勢でも一年のうち、僅かながら雪が降ることがあります。

 

 この日は、確か2月11日の建国記念日、その夕暮れ間近だったこともあり、シャッターを押す指が、かじかんで、

 

 何度もブレてしまったことを思い出し、下手な写真で申し訳ないですが、自己満足のように、自分だけ少し涼しく感じました。

 

 

 スマートフォンという、便利なものを使うようになってからは、一眼レフを持って出掛けるのが、億劫になってしまい、

 

 近頃、写真をあまり撮らなくなってしまいましたが、今度は冬場に向けて、盛夏の写真も撮っておこうかなと思っております。

 

 

 少しでも、見ていただいた方々も、涼を感じていただけたら嬉しく思います。

 

 

カテゴリ:
雑記
タグ:伊勢 , 伊勢神宮

 

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【特選神棚セット】

  伊勢 特選棚板セット・神路(かみじ)




伊勢のかたち『茅葺一社・伊勢』。

それに見合う特選棚板と神具にて、上品で奥ゆかしい特選棚板セットをご用意いたしました。




このセットの名の由来としまして、

伊勢の内宮の背景に聳える『神路山』と『島路山』に因んだ名となっております




【お神札(おふだ)の祀り方】

一社宮では、お神札を手前から、天照皇大神宮、氏神神社、崇敬神社の順におまつりします。

こちらに『神棚の祀り方』を紹介しております。ご参考にして下さい。


【伊勢神宮のお神札(おふだ)適応サイズ】

こちらの神棚は、伊勢神宮のお神札の「角祓大麻」から、おまつりいただける大きさとなっております。




【伊勢 特選神棚セット 神路】

セット内容 :

 ・特選棚板

    ・寸法 : 高 77.5cm × 幅 70cm × 奥 47 cm

    ・板厚 : 3cm

    ・材質 : 無垢板 外材

 ・茅葺一社 伊勢 小

    ・外寸 : 高 45.5 × 幅 49 × 奥 31cm

    ・内寸 : 内寸 : 高 27.5 × 幅 16.5 × 奥 5.5cm

    ・材質 : 桧(宮)、樅(背板のみ)

 ・神鏡 2.0寸

    ・神鏡 : 直径 6cm × 厚 4.5mm

    ・材質 : 真鍮地、ニッケル仕上

    ・神鏡台 : 巾 8 × 奥 2.6 × 高 8cm

    ・材質 : 木曾桧

    ・総高さ : 11.5cm

 ・遠山三宝 5寸

    ・外寸 : 巾 15 × 奥 15 × 高 7.5cm

    ・材質 : 木曾桧

 ・榊立用玉垣(3.5寸の榊立用)

    ・外寸 : 巾 11 × 奥 11 × 高 10cm

    ・材質 : 木曾桧

 ・土器7点セット

    ・平子 (瓶子) : 2.5寸 (高さ約7.5cm) 二点

    ・高杯 (高月) : 2.0寸 (直径約 6cm)  二点

    ・水玉 (水器) : 1.5寸 (直径約4.5cm) 一点

    ・榊立 (丸形) : 3.5寸 (高さ約10.5cm) 二点


お祀りのお好みにより、木製灯籠真榊狛犬などをあわせてお祀りいただきますと、より丁寧で、華やかなお祀りとなります。
 
 
 
 
 



 

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    神具の地、伊勢の神棚神具専門店 伊勢宮

    https://www.isemiya.com

    〒516-0016

    三重県伊勢市神田久志本町1474-3 伊勢倉田山ぶんか館

 


 

カテゴリ:
神棚


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>> ご注文はこちら >> 『宇治橋ものがたり』 ※伊勢文化舎様のご注文ページに移動します。

(メール便対応しております。)

 

 

この一冊で宇治橋のすべてがわかります!
第62回神宮式年遷宮 記念出版
宇治橋ものがたり

 


そもそもいつごろから宇治橋が架けられるようになったのか…
渡始式の老女・渡女(わたりめ)とはどんな人物?
船大工の技とは…
宇治橋をものがたりで綴る記念の一冊。

 


主な内容

第一部●グラビア お伊勢さんの大橋
第二部●宇治橋の架け替え
第三部●宇治橋の歴史と文学
    ・宇治橋の意義とその歴史
    ・宇治橋と渡女の観念
    ・宇治橋・五十鈴川と文学 他
第四部●日本の橋 古今東西
第五部●寄稿 宇治橋に想う
    ・「宇治橋と私」(歌人 岡野弘彦氏)
    ・「竹内浩三はなぜ渡り初めをしたかったのか」(詩人 渡辺正也氏) 他
第六部●神宮と伊勢を訪ねる
    ・神宮ガイド
    ・お伊勢参りガイド

【A5判変型/120頁】
<編集・発行>伊勢文化舎

 

 

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カテゴリ:
関連書籍


『検定 お伊勢さん』の公式テキストブックです。

 

刻々と変わりゆく伊勢の姿をとらえ、新たに判明した事実や新しい見どころなどを盛り込んで、
4年ぶりに改訂されました。


遷宮に伝わる神宮の心、伊勢ならではの奥深い歴史、独特な文化…
伊勢の魅力と情報が満載。
検定試験の公式テキストとしてはもちろん、
伊勢を楽しむガイドブックとしてもおすすめ。
伊勢をもっと好きになる、本当の伊勢を再認識できる一冊です。

◆筆者は神宮の神職や、地元・皇學館大学の教授陣、学芸員、研究員など20名。
◆多数の写真を使用して、幅広く奥深い内容をわかりやすく解説しています。

 

 

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主な内容
I:神宮編
 伊勢の神宮/日本人とお伊勢さん/神宮の社/神宮の祭・行事/式年遷宮
II:歴史と文化編
 伊勢の歴史/町々の歴史/伝統文化/神社・寺院/伊勢の祭/人物
III:ものづくりとくらし編
 くらしと地域の産業/伝統工芸/伊勢のまちなみ/名物・風習と食べ物
 民話/伊勢のことば/伊勢に至る道/伊勢志摩国立公園と伊勢の自然
 観光の中心地

ほか、市域全体地図/略年表/鳥羽・志摩観光ガイドなど

【A5判/224頁】
<編集・発行> 伊勢商工会議所/伊勢文化舎

 

 

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関連書籍

 

当店、伊勢宮おススメ本のご紹介です。

 

本日、ご紹介いたしますのは、『伊勢二千年ものがたり』〜神宮鎮座から現代まで〜。

 


神都・伊勢の不思議を解き明かす
 

なぜ伊勢が天照大御神の地に選ばれたのか?


なぜ西行、芭蕉ら多くの文人たちの心を魅きつけたのか?

なぜ江戸時代“お伊勢まいり”が流行したのか?

豊富なカラー写真で“伊勢”を解き明かします。

神都の四季/伊勢の歴史を知ろう/「お伊勢さん」にふれよう/伊勢を巡ろう/伊勢を遊ぼう

足をのばそう…鳥羽〜志摩地方ガイド

【A5変型判/128頁】

 

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関連書籍

お白石拾い

 

この日の午前中は、翌年の「お白石持行事」に備えた「お白石拾い」。

 

ぜひとも参加させていただきたかったこの行事でしたが、

 

大事な仕事の都合で残念ながら、私は参加することが出来ず、

 

元々、神領民である家内と、子供達は、暑い中、法被をもって出かけていきました。

 

 

神殿の敷地に奉納される白石は、

 

「こどものこぶし大の大きさで、透明感のあるもの」という規準があり、

 

今日、拾ったなかから、選別されると、全体の約10分の1程にしかならないそうです。

 

 

このなかに、自分が拾った白石が、あるかどうかは、ともかくとしまして、

 

華やかな行事を、裏で支える神領民の姿というのは美しいものです。

 

暑い中、皆で拾ったその白石には、みんなの汗が染み込んでいることでしょう。

 

 

 

カテゴリ:
伊勢
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