被災地の方々から
2012/06/12
昨年の3月に起きた震災は、私たち、現代を生きるものに、深く刻み込まれた記憶として今も焼き付いております。
こちら伊勢に住む、当時、4歳だったうちの長男ですら、暫くの間、津波が夢に出てきて怖いといって泣いてましたが、
被災地の方々にとりましては、まずこの現実を受け入れることがどれほど困難だったことか。
そんな状況のなか、被災された方々からのご注文を、昨年から度々いただく機会がございます。
神棚を新調するという、前向きなお気持ちのなかでしか起こさない行動やお話を通じて、
本当に頭が下がる思いであると同時に、もっとがんばらねばと、こちらが逆に皆様からのお力をいただいているようであります。
非力故に大それたことは出来ませんが、当店の神具が、少しでも新たなスタートへ向けた、
日々のこゝろの糧として、お役に立てれば、この上なく光栄であります。
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